観葉植物 ポトスの特徴

ポトスはとてもポピュラーな観葉植物のひとつで、初心者でも育てやすく、艶やかな葉が美しく、グングンとつるが伸びていく、何ともかわいらしい「つる性の観葉植物」です。自生地ではほかの木に巻き付いて（着生）生長し、葉のサイズも１ｍほどになります。熱帯地方原産の観葉植物ですので、暑さに強い反面、寒さには弱い性質を持っています。そのため、ポトスが元気に育つには１５度以上必要で、８度以下の気温になると徐々に元気が無くなってきます。

またポトスは葉の寿命が長いという性質を持っています。ほとんどの観葉植物は、古い葉の上から新しい葉が出て、下の古い葉は徐々に枯れていきます。しかし、ポトスは新しい葉が出た後も、古い葉が枯れずに残り、数年間で１枚も枯れなかったというデータも残っています。


ポトスの育て方

ポトスは日光を好みますが直射日光に弱く、耐陰性があるため半日陰で管理してください。春～秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまいます。耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

水やりの仕方

水やりは「土の表面」を見てタイミングをうかがいます。春～秋は生長が盛んな為、土の表面が乾いたらすぐに水をたっぷりと与えます。特に夏は乾きが早いので、ほぼ毎日水やりを行って下さい。水やりの基本は「鉢の底から水が流れ出るくらいたっぷり与える」ことです。秋以降は涼しくなって土が乾くまで時間がかかる為、植物自体も休眠に向かって水の吸いが悪くなります。土が乾いて、さらに２～３日間を空けてから水やりするくらいが良いと思います。また、水やりとは別に、葉っぱに霧吹きやスプレーで水をかける「葉水（はみず）」をすると、葉に色ツヤが保てます。葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きする事をお勧めします。

肥料の与え方

水やりと同じように、肥料も植物の生長が盛んな春～秋に与えるとよく生長してくれます。、５～１０月の間だけ薄めた液体タイプの肥料を１０日に１回の頻度で与えてください。冬の寒い時期には肥料は不要です。


ポトスは、花言葉にもあるように金運に良いとされています。また、風水では垂れ下がった葉っぱが恋愛運に良いとされています。ハート型にも見える垂れ下がったポトスの葉っぱは恋愛運アップにお勧めです。風水的には、南東に置くと良いとされています。ポトスは、家の中以外にもオフィスでも風水効果を発揮します。ポトスの持つ強い生命力は自己を活性化させ、上へと伸びる姿はやる気を上げてくれます。仕事にやる気が湧き、向上心が高まります。また、仕事運を上げるだけでなく、金運にも良いポトスをお店の入り口に置けば、人を呼び込み商売繁盛にもなります。さらに、長い蔓を持つポトスは対人運にも良く、人との繋がりをスムーズにし仕事関係者との良好な繋がりが持てると言われています。